褥瘡対策
褥瘡とは、布団やベッドなどで触れる部分の皮膚が長い時間圧迫され続ける事で血流が不足して、皮膚や筋肉などの組織が壊死する状態です。一般的に「床ずれ」と表現されています。
褥瘡(じょくそう)対策チーム
褥瘡対策チーム
専任医師、専任看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士、臨床検査師、医事課など他職種との連携を図りチームで構成されています。
活動内容
当院では、入院時に褥瘡に関する危険因子の評価を行い、褥瘡のリスクが高い方には看護計画を作成し体圧分散マットを使用します。体圧分散マットにはウレタンマットとエアーマットの2種類を取り入れております。
褥瘡対策委員会では、1週間に1回褥瘡ラウンドを行っており、専任医師、専任看護師、栄養士、理学療法士、薬剤師など他職種との連携を図り、ポジショニングや使用薬剤等のカンファレンスを行います。当院の2020年度平均の褥瘡発生率は0.06%と全国平均に比べ低い水準を示しています。
月1回の委員会では体圧分散マットの管理状況、エアーマットのレンタル状況と褥瘡ラウンド状況の報告などを行って情報の共有に努めています。院内スタッフへ向けた勉強会を行い委員会メンバーの教育を行っています。
褥瘡ラウンドの様子