西村副院長の名前が週刊文春(8月13日・20日 夏の特大号)に紹介されました。

平成27年8月13日・20日発行 「週刊文集 夏の特大号」に
 当院乳腺センター西村令喜医師が”本当に手術が巧いがん外科医107人”
 の一人として掲載されました。

 詳しくは、添付しています表紙の週刊文春をご覧ください。

 

 

bunnsyu

第2回 乳腺画像診断勉強会を開催いたします。

 第2回 乳腺画像診断勉強会を開催いたします。

本勉強会は乳腺画像診断の質向上を目的としたもので、臨床検査技師、放射線技師、病理

検査技師、医師(放射線科医、乳腺外科医、病理医)をはじめ、どなたでも参加可能です。

 

 日    時:2015年8月17日(月)18時15分

 場    所:くまもと森都総合病院 東5階健診センター

 お問い合わせ:病理診断科 有馬 信之

        ℡:096-364-6000(代)

 

 

第2回乳腺画像診断勉強会のご案内 ポスター

乳がんは遺伝する?

   2013年、アメリカの有名な女優アンジェリーナ・ジョリーさんが、乳がんが見つかっていないにもかかわらず、両方の乳房を切除したことが話題になりました(同時に乳房再建術も行っていますね)。テレビのワイドショーでも大変話題になりましたので覚えていらっしゃる方も多いかと思います。彼女はなぜ乳房を切除したのでしょうか?それは乳がんにかかる可能性が高いことが分かったからです。

 

  みなさんは遺伝性乳がん・卵巣がんという病気をご存知でしょうか?現在、日本で乳がんができる人は年間8万人以上いらっしゃいますが、そのうちの5%くらいは遺伝性乳がん・卵巣がんと言われています。BRCA1遺伝子または、BRCA2遺伝子の異常を親から受け継いだ方がかかる乳病気です。

この遺伝子に生まれつき異常を持っている場合、乳がんや卵巣がんにかかる割合が高いことが分かっており、血のつながりのある親族にも乳がんや卵巣がんにかかった人が多く見られます。

 

 アンジェリーナさんはBRCA1遺伝子に異常があったそうです。異常が見つかったからといって必ず乳がんになるわけではありませんが、病気になる可能性は高くなります。

アンジェリーナさんのように病気になる前に乳房を切除する方法は世間をあっと言わせましたが、まだ一般的ではありません。

 

 しかし、遺伝子異常の有無を知ることによって早期発見のための検査を行う間隔や方法が変わってきますからとても有益です。しかし、ご自身の遺伝子検査を行うということは精神的な苦痛を伴うことでもあります。遺伝子検査は誰かに勧められて受けるものではありません。まず、カウンセリングを受ける必要があります。

そして、遺伝子検査を受けて分かること、分からないこと、検査結果にどう対応するか、どのような影響が生じる可能性があるかなど、よく考えた上で、自分自身で受けるかどうかを決める検査です。

 

 現在、カウンセリングやBRCA遺伝子検査を行うことは一部の施設に限られています。
2015年9月から当院でも遺伝子カウンセリングやBRCA遺伝子検査が可能になりました。
不安のある方はご相談下さい。

 

 

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乳がんの患者さん全体では5-10%の方が遺伝性と考えられています。

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