
医療技術部 放射線部門
各検査について
基本情報
医療技術部放射線科は、診療放射線技師11名で様々な検査を行っています。
基本方針を「1.患者さん、スタッフへの思いやりを大切にします。 2.知識の更新、技術の探求を怠らず最新の医療を提供します。 3.エビデンスに基づいた被ばく低減を推進します。」と心得、日々業務に邁進しております。
他院からの紹介検査も受け付けています。
特徴
MRI
核医学検査(RI)
骨密度検査(DEXA)
超音波検査(US)
検査紹介について
MRI・CT・核医学検査(RI)の検査紹介について
当院では、 MRI・CT・核医学検査(RI)の検査紹介を受け付けています。
検査等の空き状況がありますので、必ず電話にて検査の予約をお願いします。
緊急の場合は、その旨をご連絡ください。
「診療情報提供書兼紹介検査依頼書」にご記入の上、放射線予約受付直通までFAX送信してください。
検査説明書につきましては患者さんへお渡し、目を通すよう指導お願いいたします。
「診療情報提供書兼紹介検査依頼書」にご記入の上、放射線予約受付直通までFAX送信してください。
検査説明書につきましては患者さんへお渡し、目を通すよう指導お願いいたします。
放射線科予約受付(直通)
TEL:096-364-9792
FAX:096-362-7823
FAX:096-362-7823
診療情報提供書兼紹介検査依頼書PDFダウンロード ( 211KB) |
「診療情報提供書兼紹介検査依頼書」Wordダウンロード ( 170KB) |
※下記の「検査説明書」は患者さんへお渡し、目を通すようご指導お願いします。
「検査説明書」PDFダウンロード ( 751KB) |
「CT検査同意書」Excelダウンロード ( 28KB) |
「MRI検査同意書」Excelダウンロード ( 34KB) |
「核医学検査(RI)検査同意書」Excelダウンロード ( 24KB) |
各検査同意書の取得のお願い
紹介患者さんのスムーズな検査、待ち時間短縮委のため、各検査のリスクとベネフィットを説明の上、事前に検査同意書の取得をお願いします。やむを得ず検査同意書取得が難しい場合は当院で行いますのでご安心ください。
複数検査を行う場合、ご不便をおかけしますが各検査の同意書の取得をお願いします。
ご理解とご協力をよろしくお願いします。
複数検査を行う場合、ご不便をおかけしますが各検査の同意書の取得をお願いします。
ご理解とご協力をよろしくお願いします。
機器更新の新着情報
R7.1.20
超音波装置の機器更新を行いました。
R6.4.1
R6.4.1
マンモグラフィー機器更新を行いました。
R5/10/1
R5/10/1
核医学装置の機器更新を行いました。
主要医療機器
・X線撮影装置(富士フィルム Randnext50)
・X線撮影装置(富士フィルム Randnext50/80)
・汎用X線透視装置(富士フィルム CURAVIST)
・インバータ式コードレス移動型X線装置
(富士フィルム CALNEO GO PLUSE)
・外科用X線テレビ装置
・X線撮影装置(富士フィルム Randnext50/80)
・汎用X線透視装置(富士フィルム CURAVIST)
・インバータ式コードレス移動型X線装置
(富士フィルム CALNEO GO PLUSE)
・外科用X線テレビ装置
(シーメンスヘルスケア Cios Select FD)
・乳房用X線撮影装置
(富士フィルム AMURET)
(シーメンスヘルスケア MAMMOMAT B.brilliant)
・全身用CT診断装置
(フィリップス・ジャパン Ingenuity Elite)
・血管造影X線診断装置
(フィリップス・ジャパン Allura Clarity FD C)
・全身用X線骨密度測定装置
(GEヘルスケアジャパン PRODIGY Fuga Advance-C)
・磁気共鳴画像装置
(フィリップス・ジャパン Ingenia 3.0T CX)
・核医学診断装置
(GEヘルスケアジャパン Discovery NM/CT 870 DR)
・超音波画像診断装置
(GEヘルスケアジャパン LOGIQ E10)
(GEヘルスケアジャパン LOGIQ S8/フィブロスキャン)
(キャノンメディカルシステムズ Aplio 500)
(キャノンメディカルシステムズ Aplio i800)
・乳房用X線撮影装置
(富士フィルム AMURET)
(シーメンスヘルスケア MAMMOMAT B.brilliant)
・全身用CT診断装置
(フィリップス・ジャパン Ingenuity Elite)
・血管造影X線診断装置
(フィリップス・ジャパン Allura Clarity FD C)
・全身用X線骨密度測定装置
(GEヘルスケアジャパン PRODIGY Fuga Advance-C)
・磁気共鳴画像装置
(フィリップス・ジャパン Ingenia 3.0T CX)
・核医学診断装置
(GEヘルスケアジャパン Discovery NM/CT 870 DR)
・超音波画像診断装置
(GEヘルスケアジャパン LOGIQ E10)
(GEヘルスケアジャパン LOGIQ S8/フィブロスキャン)
(キャノンメディカルシステムズ Aplio 500)
(キャノンメディカルシステムズ Aplio i800)
MRIについて
■検査時の注意点
・ネイル(マグネット、ジェルなど)、マグネットつけまつげはオフするようにお願いします。
・化粧(特にアイメイク)は含有成分により発熱や画像への影響、装置への吸着の可能性があるため、検査前に落とすことが望ましいです。
・増毛スプレーや増毛パウダーも装置に吸着されると故障の原因となりますので、検査前に使用しないようお願いします。
・予約時間は検査開始時間となります。検査前に着替えや金属チェックなどの時間がありますので、時間に余裕を持ってご来院いただきますようお願いいたします。
・その他の注意事項については詳しくはMRI検査説明書に記載しておりますので、検査前に目を通しておいてください。
・化粧(特にアイメイク)は含有成分により発熱や画像への影響、装置への吸着の可能性があるため、検査前に落とすことが望ましいです。
・増毛スプレーや増毛パウダーも装置に吸着されると故障の原因となりますので、検査前に使用しないようお願いします。
・予約時間は検査開始時間となります。検査前に着替えや金属チェックなどの時間がありますので、時間に余裕を持ってご来院いただきますようお願いいたします。
・その他の注意事項については詳しくはMRI検査説明書に記載しておりますので、検査前に目を通しておいてください。
■乳腺検査について
基本的にはうつ伏せで乳房を自然下垂させた状態で検査を行います。
造影剤を使用することで病変がどこまで広がっているかがわかりやすくなり、術式の決定に役立ちます。また、当院では造影剤注入と同時に時間分解能の高いUltra Fastを撮影しており、造影剤注入後から1分半までの早期の染まり方を詳しく見ることができます。
■肝臓脂肪定量検査について
当院では、肝生検前に脂肪定量のMRI検査を行っています。肝疾患診断において脂肪沈着の検出は重要となります。また、鉄沈着があると肝細胞癌のリスクが高まること言われています。検査は5分以内という短い時間で脂肪沈着や鉄沈着の程度がわかります。
CTについて

Philips社製Ingenuity Eliteを使用しています。64列128スライスCTであり、短時間の撮影で多くの情報を得ることができます。以前までの装置と比較して画像処理能力が向上しており、少ない被ばく線量でより高画質な画像を得ることができます。
また、管球容量が30HUあり高速撮影や高出力の撮影が得意な装置です。
また、管球容量が30HUあり高速撮影や高出力の撮影が得意な装置です。
当院では年間5000件以上の検査を行っています。
単純CT検査は体幹部領域の他に、耳鼻科領域や頭蓋内などの頭頚部領域、四肢などの整形外科領域も撮影しています。
造影CTは全体の約3割を占めており、動脈や腫瘍などを描出するDynamic検査を主に行っています。64列CTですが、冠動脈検査も行っています。
近隣施設からは単純CT、造影CTともに様々な部位の撮影や当日検査の検査依頼をうけつてております。お気軽にご相談下さい。
単純CT検査は体幹部領域の他に、耳鼻科領域や頭蓋内などの頭頚部領域、四肢などの整形外科領域も撮影しています。
造影CTは全体の約3割を占めており、動脈や腫瘍などを描出するDynamic検査を主に行っています。64列CTですが、冠動脈検査も行っています。
近隣施設からは単純CT、造影CTともに様々な部位の撮影や当日検査の検査依頼をうけつてております。お気軽にご相談下さい。
<造影CT検査>
造影CT検査は、ヨード造影剤を静脈から注射して、血管や臓器を鮮明に描出したり、腫瘍を見つける検査です。
検査前は指示に従って絶食を行います。副作用防止のため、お茶や水は飲んでいただくようにして下さい。
造影CT検査は、ヨード造影剤を静脈から注射して、血管や臓器を鮮明に描出したり、腫瘍を見つける検査です。
検査前は指示に従って絶食を行います。副作用防止のため、お茶や水は飲んでいただくようにして下さい。
核医学検査について
骨シンチについて
骨の異常を画像で見る検査になります。がんが骨へ転移していないか、また骨折や骨髄炎、関節炎などがないか診断する上で重要な検査になります。当院では、吸収補正用CTを用いて深部の情報も欠かすことなくきれいな画像を撮影いたします。また、画像処理ではCT画像と合わせたFusion画像や解析ソフトを使ったデータも提供いたします。
認知症検査について
当院の認知症の核医学検査は、IMPを用いた脳血流シンチグラフィ(安静)や、DATスキャン(ドパミントランスポーターシンチグラフィ)、MIBGを用いたH/M比の算出を行う心筋シンチグラフィを行っています。
最新の解析ソフトを用いた、画像処理も行い情報を提供します。
最新の解析ソフトを用いた、画像処理も行い情報を提供します。
当院で検査可能な主な検査
・骨シンチ
・脳血流シンチ(IMP/安静)
・DATスキャン
・心筋交感神経機能シンチ(H/M比)
・心筋交感神経機能シンチ(H/M比)
・肝アシアロシンチ
・腎動態シンチ(MAG3/ラシックス負荷)
・唾液線シンチ
・腎動態シンチ(MAG3/ラシックス負荷)
・唾液線シンチ
・消化管出血シンチ
・甲状腺摂取率シンチ(Tc)
・甲状腺摂取率シンチ(Tc)
・副腎髄質シンチ etc
※他の検査や検査の詳しい内容等はお問い合わせください。
※他の検査や検査の詳しい内容等はお問い合わせください。
超音波検査について

通常の範囲

WIDE VIEW
他の機種も様々な検査に対応しており、検査によって機種の使い分けを行っています。
腹部超音波検査の注意点
肝臓、胆のう、膵臓、脾臓、腎臓などの臓器を観察します。
胃の中に食べ物があると膵臓などの臓器が見えづらくなります。また、お食事をされると胆のうから胆汁が排出されるため、胆のうが萎縮し、内部の評価が困難になります。
検査前のお食事は検査予約時間の6時間前までに済ませてください。
検査当日に水、お茶は摂取可能ですがそれ以外は控えてください。
降圧剤は服用可能です。その他の薬の服用は医師、または看護師に確認してください。
※検査の内容によっては食止めの制限がない場合もあります。検査前の説明時にご確認ください。
胃の中に食べ物があると膵臓などの臓器が見えづらくなります。また、お食事をされると胆のうから胆汁が排出されるため、胆のうが萎縮し、内部の評価が困難になります。
検査前のお食事は検査予約時間の6時間前までに済ませてください。
検査当日に水、お茶は摂取可能ですがそれ以外は控えてください。
降圧剤は服用可能です。その他の薬の服用は医師、または看護師に確認してください。
※検査の内容によっては食止めの制限がない場合もあります。検査前の説明時にご確認ください。

食止めした胆のう

食後の胆のう
フィブロスキャン
検査内容によっては肝脂肪量測定値(CAP値)を計測するフィブロスキャンの検査を行います。先の細い超音波の機械を腹部にあて、振動と超音波を送り、肝臓内を伝わり返ってくる超音波信号の減衰の度合いから肝臓の脂肪の程度を数値化します。


骨密度検査について
当院での骨密度検査は、数ある測定法の中で信頼性の高いDEXA (Dual Energy X-ray Absorptiometry) 法を採用しています。GE Healthcare社製のPRODIGYシリーズを使用しています。腰椎と大腿骨の撮影を行うことで骨密度の値を算出します。同年齢の骨密度と、骨量が最大となる20~44歳の若年成人の平均値を比較して、骨密度の状態を評価します。
加齢や服用されている薬の影響などで骨密度の低下を招く可能性がありますので、検査を行うことで数値に問題がないか判断することが重要であると言えます。
加齢や服用されている薬の影響などで骨密度の低下を招く可能性がありますので、検査を行うことで数値に問題がないか判断することが重要であると言えます。


通常のX線撮影同様に、金属類や湿布などの貼り薬は写真に写り込んでしまいますので、検査の際は外して頂きます。大腿骨の人工関節置換術なども同様の理由で検査不可となりますので、該当する場合はスタッフにお伝えください。検査時の制限はありません。検査時間は5~10分程度です。
通常、YAM値が70%以下となると骨粗鬆症疑いとなるといわれています。(下記参照)
通常、YAM値が70%以下となると骨粗鬆症疑いとなるといわれています。(下記参照)
原発性骨粗鬆症の判定基準(脆弱性骨折無し)
正 常:若年成人の80%以上
骨量減少:若年成人の70~80%
骨粗鬆症:若年成人の70%以下
※若年成人比較が低い値で判定されます(ガイドラインより)。詳しくは医師の指示に従って下さい。
マンモグラフィ検査について
当院はマンモグラフィ装置を2台保有しており、Siemens Healthneer社製のMAMMOMAT B.brilliantと富士フイルム社製のAmulet Innovalityを使用しています。

MAMMOMAT B.brilliant

Amulet Innovality
トモシンセシスとは?
トモシンセシスとは、通常より少ない放射線で複数枚撮影した画像を合成して3D画像を作る撮影方法のことです。
乳腺組織と病変の重なりを少なくすることで、乳腺組織に隠れた病変を明瞭に描出しやすくなります。
当院が保有している装置はどちらもトモシンセシス撮影が可能であり、精密検査や他院からの紹介で受診された患者さんを対象に撮影しています。
乳腺組織と病変の重なりを少なくすることで、乳腺組織に隠れた病変を明瞭に描出しやすくなります。
当院が保有している装置はどちらもトモシンセシス撮影が可能であり、精密検査や他院からの紹介で受診された患者さんを対象に撮影しています。

当院の2023年度のマンモグラフィ検査件数
新装置MAMMOMAT B.briliant導入
当院は装置の機器更新に伴い、2024年3月に新装置として Siemens Healthneer社製「MAMMOMAT B.brilliant」を日本国内初導入をしました。新装置には患者さんに優しい特徴が多く採用されています。
・高画質の画像を高速で撮影するトモシンセシス
従来の装置よりも広い角度でトモシンセシスを撮影することで乳房を薄く分割した高画質の画像を撮影でき、病変をより詳細に観察できます。撮影時間も約5秒と短いため、患者さんの負担も抑えられています。
・高画質の画像を高速で撮影するトモシンセシス
従来の装置よりも広い角度でトモシンセシスを撮影することで乳房を薄く分割した高画質の画像を撮影でき、病変をより詳細に観察できます。撮影時間も約5秒と短いため、患者さんの負担も抑えられています。

通常の平面画像(2D)

トモシンセシス画像(3D)