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臨床評価指標2021(計測期間:2020/4/1~2021/3/31)

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No
臨床評価指標
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
『術後感染予防抗菌薬の適正使用』
16
17
18
19
20

『入院患者での転倒転落発生率』

条件

分子・・・入院中の患者に発生した転倒・転落件数
分母・・・入院患者延べ数

解説

入院患者の転倒転落は、患者が自立的に活動される限り、完全に防ぎきるものではありません。
転倒転落の要因としては、疾患、手術などに起因するものなど様々です。こられの要因に対してインシデント報告を分析し、患者の整備や患者の行動を予測し転倒転落の発生率減少に尽力しています。

臨床評価指標2021

年月
分子
分母
発生率(%)
202004
20
4,731
4.23
202005
12
4,668
2.57
202006
7
4,677
1.50
202007
6
4,462
1.34
202008
9
4,451
2.02
202009
8
4,382
1.83
202010
10
4,705
2.13
202011
12
4,909
2.44
202012
12
4,556
2.63
202101
2
4,142
0.48
202102
8
3,808
2.10
202103
16
4,311
3.71
合計
122
53,802
2.27
月平均
10
4,484
2.27

『転倒転落に占めるリスクレベル3b以上有害事象発生率』

条件

分子・・・入院中の患者に発生したインシデント影響分類レベル3b以上の転倒・転落件数
分母・・・入院患者延べ数

解説

入院患者の転倒転落は、患者が自立的に活動される限り、完全に防ぎきるものではありません。
影響度の高い転倒・転落の『発生率』を集計し、転倒しても被害をゼロに近づけるため尽力しています。

[参考]...国立大学附属病院医療安全管理協議会

レベル
障害の継続性
障害の程度
内容
レベル5
死亡
死亡(原疾患の自然経過によるものを除く)
レベル4b
永続的
中等度~高度
永続的な障害や後遺症が残り、有意な機能障害や美容上の問題を伴う
レベル4a
永続的
軽度~中等度
永続的な障害や後遺症が残ったが、有意な機能障害や美容上の問題を伴わない
レベル3b
一過性
高度
濃厚な処置や治療を要した(バイタルサインの高度変化、人工呼吸器の装着、手術、入院日数の延長、外来患者の入院、骨折など)
レベル3a
一過性
中等度
簡単な処置や治療を要した(消毒、湿布、皮膚の縫合、鎮痛剤の投与など)
レベル2
一過性
軽度
処置や治療は行わなかった(患者観察の強化、バイタルサインの軽度変化、安全確認のための検査などの必要性は生じた)
レベル1
なし
患者への実害はなかった(何らかの影響を与えた可能性は否定できない)
レベル0

エラーや医薬品・医療用具の不具合が見られたが、患者には実施されなかった

臨床評価指標2021

年月
分子
分母
発生率(%)
202004
0
4,731
0.00
202005
1
4,668
0.21
202006
0
4,677
0.00
202007
0
4,462
0.00
202008
0
4,451
0.00
202009
0
4,382
0.56
202010
1
4,705
0.02
202011
1
4,909
0.20
202012
2
4,556
0.44
202101
0
4,142
0.00
202102
1
3,808
0.26
202103
0
4,311
0.00
合計
6
53,802
0.11
月平均
0.5
4,484
0.11

『褥瘡発生率』

条件

分子・・・d2(真皮までの損傷)以上の院内新規褥瘡発生患者数
分母・・・同日入退院患者または褥瘡持込患者または調査月間以前の院内新規褥瘡発生患者を除く入院患者延べ数

解説

褥瘡の発生は、患者の生活の質(QOL)を低下される要因となり、在院日数の長期化にもつながります。
患者の栄養状態等によっては褥瘡が発生しやすい状況もありますが、褥瘡対策チームとも協力し、計画に基づいた適切な褥瘡予防対策を実施し、発生率を低下されることが求められます。
褥瘡予防対策は、提供されるべき医療の重要な項目であり、栄養管理、日常ケアの質評価に関係します。

[参考]...日本褥瘡学会 DESIGN-R®(2008年度改訂版褥瘡経過評価用) 1)Depth(深さ)

Depth(深さ)
内容
d0
皮膚損傷・発赤なし
d1
持続する発赤
d2
真皮までの損傷
D3
皮下組織までの損傷
D4
皮下組織を超える損傷
D5
関節腔,体腔に至る損傷
DU
深さ判定が不能の場合

臨床評価指標2021

年月
分子
分母
発生率(%)
202004
1
4,731
0.02
202005
2
4,668
0.04
202006
4
4,677
0.09
202007
3
4,462
0.07
202008
3
4,451
0.07
202009
4
4,382
0.09
202010
2
4,705
0.04
202011
3
4,909
0.06
202012
1
4,556
0.02
202101
3
4,142
0.07
202102
3
3,808
0.08
202103
4
4,311
0.09
合計
33
53,802
0.06
月平均
2.8
4,484
0.06

『中心静脈カテーテル挿入時の気胸発生率』

条件

分子・・・入院後医原性気胸が発生した患者数
分母・・・中心静脈カテーテルが挿入された患者数

解説

中心静脈カテーテル挿入術は、長期の栄養管理と必要とする患者、循環作動薬など適切に血管内に注入される薬剤を持続的に投与する場合に不可欠とされる処置です。心臓近くの中心静脈に向けて様々な部位からカテーテルを挿入しますが、首や胸の静脈を穿刺する際に肺を損傷し、気胸を発生することがあり、中心静脈カテーテル挿入術の重大な合併症の一つです。

臨床評価指標2021

年月
分子
分母
発生率(%)
202004
0
16
0.0
202005
0
16
0.0
202006
0
15
0.0
202007
0
16
0.0
202008
0
14
0.0
202009
0
16
0.0
202010
0
16
0.0
202011
0
18
0.0
202012
0
9
0.0
202101
0
12
0.0
202102
0
9
0.0
202103
0
15
0.0
合計
0
172
0.0
月平均
0
14
0.0

『薬剤管理指導実施率』

条件

分子・・・薬剤管理指導を受けた患者数
分母・・・入院患者数

解説

服薬指導(薬剤管理指導業務)とは、入院患者の薬歴管理と服薬指導を介して、患者に服薬方法や副作用などの情報を提供し、安全な薬物療法につなげるとともに、患者から得られた情報を医師にフィードバックするこにより、薬物療法を支援する業務のことを言います。
入院患者に対する『薬剤管理指導実施率』は、薬剤師による質の高い医療への関与を測る指標となりますが患者の特性によっては薬剤管理指導の必要性が異なります。

臨床評価指標2021

年月
分子
分母
実施率(%)
202004
222
430
51.6
202005
306
377
81.2
202006
335
453
74.0
202007
319
420
76.0
202008
288
434
66.4
202009
268
391
68.5
202010
329
474
69.4
202011
260
437
59.5
202012
283
416
68.0
202101
241
435
55.4
202102
221
391
56.5
202103
284
480
59.2
合計
3,356
5,138
65.3
月平均
280
428
65.3

『30日以内の予定外再入院率』

条件

分子・・・前回の退院日が30日以内の救急医療入院患者数
分母・・・退院患者数

解説

患者の中には、退院後30日以内に予定外の再入院をすることがあります。その背景としては、前回入院時の治療が不十分であったこと、回復が不完全な状態で早期退院がおこなわれてことなどの要因が考えられます。
予定外の再入院の原因を振り返ることが安全な状態で退院することにつながります。

臨床評価指標2021

年月
分子
分母
再入院率(%)
202004
4
410
0.98
202005
5
420
1.19
202006
3
440
0.68
202007
2
420
0.48
202008
2
424
0.47
202009
5
406
1.23
202010
5
465
1.08
202011
1
446
0.22
202012
6
455
1.32
202101
0
415
0.00
202102
1
391
0.26
202103
0
467
0.00
合計
34
5,159
0.66
月平均
3
430
0.66

『転院・転所へのMSW関与率』

条件

分子・・・MSWの関与した転院・転所数
分母・・・転院の転帰となった患者数

解説

MSW(医療ソーシャルワーカー)は、社会福祉の立場から患者さんやその家族の方々の抱える経済的・心理的社会的問題の解決、調整を援助し、社会復帰の促進を図る業務を行います。
転院や転所は患者さんやご家族にとっては不安が多い問題であり、負担も大きくなることから病院に対して不満足な結果をもたらす要因の一つとなる場合があります、この問題にMSWが関与することにより、転院に関する詳細な説明が得られ、多角的な支援を得ることで不安の軽減につながり、患者さんやその家族の療養生活の質を保証する指標になると考えられます。

臨床評価指標2021

年月
分子
分母
関与率(%)
202004
6
12
50.00
202005
14
18
77.78
202006
20
36
55.56
202007
16
20
80.00
202008
10
18
55.56
202009
18
19
94.74
202010
17
29
58.62
202011
18
27
66.67
202012
25
39
64.10
202101
24
32
75.00
202102
20
28
71.43
202103
26
27
96.30
合計
214
305
70.16
月平均
18
25
70.16

『血液培養実施時の2セット実施率』

条件

分子・・・血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数
分母・・・血液培養オーダー日数

解説

血液培養検査2セットの病原体の検出率は、1セットと比べ約30%向上すると言われています。
血液培養実施時の2セット実施率は、適切な感染症治療が行われているかを評価する上で重要な指標となります。

臨床評価指標2021

年月
分子
分母
実施率(%)
202004
95
97
97.94
202005
77
80
96.25
202006
60
65
92.31
202007
80
83
96.39
202008
73
75
97.33
202009
79
79
100.00
202010
77
82
93.90
202011
86
90
95.56
202012
69
71
97.18
202101
52
54
96.30
202102
55
59
93.22
202103
66
72
91.67
合計
869
907
95.81
月平均
72
76
95.81

『職員におけるインフルエンザワクチン予防接種率』

条件

分子・・・インフルエンザワクチンを予防接種した職員数
分母・・・職員数

解説

本指標は、院内感染防止予防対策に積極的に取り組んでいる姿勢が評価されます。
休職・アレルギー等で接種が出来ない場合もあり、100%とはなりません。

臨床評価指標2021

年月
分子
分母
接種率(%)
合計
371
410
90.5

『乳がん(ステージⅠ)患者に対する乳房温存手術実施率(75歳以下)』

条件

分子・・・乳房温存手術が施行された退院患者数
分母・・・75歳以下の乳がん(ステージⅠ)の手術を施行した退院患者数

解説

乳がん(ステージⅠ)の治療法として、再発率や整容面・QOLの視点からも、乳房温存療法が推奨されています。
今回は、特殊事情が多い高齢者を除外する目的で対象を75歳以下としています。

臨床評価指標2021

年月
分子
分母
実施率(%)
202004
8
14
57.14
202005
6
12
50.00
202006
9
16
56.25
202007
4
8
50.00
202008
9
13
69.23
202009
7
12
58.33
202010
12
18
66.67
202011
6
11
54.55
202012
13
19
68.42
202101
10
17
58.82
202102
9
17
52.94
202103
11
15
73.33
合計
104
172
60.47
月平均
9
14
60.47

『乳がん(ステージⅠ)患者に対するセンチネルリンパ節生検実施率(75歳以下)』

条件

分子・・・センチネルリンパ節生検が施行された退院患者数
分母・・・75歳以下の乳がん(ステージⅠ)の乳腺悪性腫瘍手術を施行した退院患者数

解説

センチネルリンパ節とは乳がんの原発巣から最初に転移するリンパ節で、センチネルリンパ節への転移の有無を術前あるいは手術中に診断し、転移がなければ腋窩リンパ節郭清を省略することができます。
腋窩リンパ節郭清を省略することで、腕のむくみや運動障害などの術後有害事象の頻度を減らし、生活の質(QOL)改善に寄与することが示されています。
周熟した技量を有する外科医、病理医などからなるチームによって行われるセンチネルリンパ節生検は、その施設における乳がん治療の専門性の指標の一つとなります。

臨床評価指標2021

年月
分子
分母
実施率(%)
202004
10
14
71.43
202005
12
12
100.00
202006
14
16
87.50
202007
8
8
100.00
202008
13
13
100.00
202009
12
12
100.00
202010
18
18
100.00
202011
11
11
100.00
202012
18
19
94.74
202101
16
17
94.12
202102
17
17
100.00
202103
14
15
93.33
合計
163
172
94.77
月平均
14
14
94.77

『大腿骨近位部骨折手術患者に対する早期リハビリテーション(術後4日以内)の実施率』

2020年度 森都
国立病院機構平均
97.4
92.3

解説

早期回復、早期退院に向けて、術後翌日から座位をとらせ、早期から起立・歩行を目指して下肢筋力強化訓練を行うことが、重要です。
当院では、交替制勤務を行うことで365日リハを行っており、休日のリハを行っていない施設が多いNHOと比した場合、当院の方が実施が高くなっています。ついては、患者の早期回復に向け、質の高い医療を行っていると評価できます。

(参考:国立病院機構Ver.2020 臨床評価指標)

『手術ありの患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率(リスクレベルが高、中リスク)』

2020年度 森都
国立病院機構平均
88.1
83.5

解説

下肢及び骨盤内などの深部静脈に血栓が生じた状態を深部静脈血栓症といいます。この深部静脈血栓が遊離して静脈血流によって肺に運ばれ、肺動脈を閉塞することにより呼吸循環障害を生ずる状態を“肺血栓塞栓症”といいます。

本指標は肺血栓塞栓症の発症リスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院症例において、肺血栓症の予防対策(弾性ストッキングの着用、観血的空気圧迫装置の利用、抗凝固療法等)が実施された割合を集計しています。

(参考:国立病院機構Ver.2020 臨床評価指標)

『手術ありの患者の肺血栓塞栓症の発生率(リスクレベルが高リスク)』

2020年度 森都
国立病院機構平均
0.0
0.2

解説

肺血栓塞栓症は自覚症状がない場合が多く、発症前に発見されるのは稀です。
発症を防ぐための予防が非常に重要となります。当院では予防ガイドラインを遵守し、適切な管理を行っています。

(参考:国立病院機構Ver.2020 臨床評価指標)

『バンコマイシン投与患者の血中濃度測定率』

2020年度 森都
国立病院機構平均
92.3
83.7

解説

バンコマイシンは、治療薬物モニタリング(TDM:Therapeutic drug monitoring)を必要とする抗菌薬の1つで定期的な血中濃度測定による投与量の精密な管理が必要とされます。
国立病院機構の臨床評価指標では90%以上を目標としており、当院の実施率は92.3%です。
したがって、国立病院機構の目標とする数値を上回っている状況であり、抗菌薬の血中濃度測定を行うことで、より質の高い医療の提供に寄与できています。

(参考:国立病院機構Ver.2020 臨床評価指標)

『周術期抗菌薬投与日数(人工骨頭挿入術および人工関節置換術)』

周術期の予防的抗菌薬投与は手術患者のほぼ全例に投与されるため、耐性菌選択予防の観点から、長期投与と比較し同等の手術部位感染(SSI)予防効果が得られる短期投与期間の設定が必要となります。
本指標では「術後感染予防抗菌薬適正使用のための実践ガイドライン」に則り、術式別に術後抗菌薬の投与期間が適切だったかを見ています。
2020年度 森都
厚生労働省「医療の質の評価・公表等推進事業」
2.00
2.04

解説

厚生労働省が示す、評価日数よりも短縮できている。

『周術期抗菌薬投与日数(乳房切除術)』

周術期の予防的抗菌薬投与は手術患者のほぼ全例に投与されるため、耐性菌選択予防の観点から、長期投与と比較し同等の手術部位感染(SSI)予防効果が得られる短期投与期間の設定が必要となります。
本指標では「術後感染予防抗菌薬適正使用のための実践ガイドライン」に則り、術式別に術後抗菌薬の投与期間が適切だったかを見ています。
2020年度 森都
厚生労働省「医療の質の評価・公表等推進事業」
1.14
1.00

解説

厚生労働省が示す、評価日数よりも長くなっている。

『周術期抗菌薬投与日数(子宮付属器悪性腫瘍手術)』

周術期の予防的抗菌薬投与は手術患者のほぼ全例に投与されるため、耐性菌選択予防の観点から、長期投与と比較し同等の手術部位感染(SSI)予防効果が得られる短期投与期間の設定が必要となります。
本指標では「術後感染予防抗菌薬適正使用のための実践ガイドライン」に則り、術式別に術後抗菌薬の投与期間が適切だったかを見ています。
2020年度 森都
厚生労働省「医療の質の評価・公表等推進事業」
3.00
2.00

解説

厚生労働省が示す、評価日数よりも長くなっている。

『周術期抗菌薬投与日数(子宮良性疾患手術)』

周術期の予防的抗菌薬投与は手術患者のほぼ全例に投与されるため、耐性菌選択予防の観点から、長期投与と比較し同等の手術部位感染(SSI)予防効果が得られる短期投与期間の設定が必要となります。
本指標では「術後感染予防抗菌薬適正使用のための実践ガイドライン」に則り、術式別に術後抗菌薬の投与期間が適切だったかを見ています。
2020年度 森都
厚生労働省「医療の質の評価・公表等推進事業」
3.17
2.00

解説

厚生労働省が示す、評価日数よりも長くなっている。

『周術期抗菌薬投与日数(子宮悪性腫瘍手術)』

周術期の予防的抗菌薬投与は手術患者のほぼ全例に投与されるため、耐性菌選択予防の観点から、長期投与と比較し同等の手術部位感染(SSI)予防効果が得られる短期投与期間の設定が必要となります。
本指標では「術後感染予防抗菌薬適正使用のための実践ガイドライン」に則り、術式別に術後抗菌薬の投与期間が適切だったかを見ています。
2020年度 森都
厚生労働省「医療の質の評価・公表等推進事業」
2.83
1.00

解説

厚生労働省が示す、評価日数よりも長くなっている。

こちらもご覧ください。

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